冬の定番、あったかおでん。
コンビニでも買えますが、自宅で作ったほうが自分好みの味にできて、コスト的にも良いですよね。
まとめて作っておくという人も多いと思いますが、ついつい色んな具材を入れてしまうと意外とものすごい量になりませんか?
作り置きしたおでんを美味しく保存するにはどうしたら良いのでしょう。
常温は×
鍋で作るおでんは、そのまま冷蔵庫に入れようとしてもかさばって入らないことが多いと思います。
「どこか涼しいところに置いておけば大丈夫かな?」
そう思うかもしれませんが、おでんを保存するには5℃以下の環境が必要です。
5℃を超えるようなら期限は1~2日。
しかも、日に何度も火にかけて煮詰めなおさなければいけません。
これは雑菌の繁殖を防ぐため。
常温で保存するなら、1日に何回か具材の中まで火が通るようにコンロにかけましょう。
冷凍は△
おでんは冷凍保存に向きません。
それは、具材の食感が変わってしまうため。
おでんは水分が多いため、凍らせると膨張して具材の繊維を壊してしまうのです。
こんにゃくを凍らせるとゴムのような食感になるというのは有名ですが、ほかにも大根、じゃがいも、それに卵も食感が変わってしまいます。
冷凍保存なら1か月ほどは日持ちしますが、美味しいまま保存することは難しいでしょう。
冷蔵保存が〇
おでんを美味しい状態のまま保存するには、冷蔵保存+1日1回以上火にかけるがベストでしょう。
多少の手間はかかりますが、それで1週間ほどは美味しく食べられます。
冷蔵庫に鍋ごと入らないようなら、具材と汁でそれぞれ分けて入れましょう。
具材はできるだけ空気を抜いてジップロック、汁はタッパーなどの密閉容器に入れます。
それにより味が浸みすぎてしまうのを防げます。
1日1回以上はそれを鍋に移して火にかけ、しっかり粗熱を取ってからまた冷蔵庫に戻しましょう。
まとめ
おでんは冬に作り置きしたくなりますが、意外と保存は難しいです。
美味しいまま保存するには冷蔵庫に入れて、1日1回以上は火にかけて滅菌すること。
ただ、煮詰めると水分が飛んで味が濃くなってしまうので、味の調整や汁の継ぎ足しもしなければなりませんね。
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