購入したばかりの美味しそうな黄色いバナナを食卓に置いて放置しておくと、かなりのスピードで黒ずみが進み、みるも無残な姿になり果てます。
そこで、新鮮で甘いバナナを美味しく食べるための保存方法について調べてみました。
一房になっているバナナの保存方法、房から外したバナナの保存方法
一房に何本か連なっているバナナと、房から外した場合のバナナ一本分では、保存方法や賞味期限に違いがあるのでしょうか?
一房のバナナの保存方法と、房から外したバナナの保存方法を調べてみました。
一房になっているバナナの保存方法
常温で保存する場合、食卓との接触面が多いと、バナナはすぐに黒ずんで傷みやすくなります。
バナナの房を谷型に置かず、山型にして置きましょう。バナナと食卓の接触面が少なくて済みます。
バナナスタンドにバナナを引っ掛けて、風通しの良い場所で常温保存すれば、バナナは傷みにくくなります。
バナナは寒い場所で保存するには不向きで、15℃から20℃の室内保存が適しています。
バナナスタンドが無い場合は、S字フックや紐などを活用しましょう。
シュガースポット(バナナの皮表面に出る茶色い星)が出てくるまでは、常温で保存しましょう。
一房のバナナを常温で保存した場合は、夏場はおよそ3日から4日程度、冬場ではおよそ10日程度が賞味期限です。
バナナの皮にシュガースポットが出てきた頃が栄養価が一番高くて食べ頃だとされています。シュガースポットが出始めて完熟したら、バナナを冷蔵で保存することができます。完熟する前に冷蔵庫に入れると追熟が止まり、甘味が増しません。
完熟バナナは2日から3日の間に消費しましょう。
房から外したバナナの保存方法
バナナが熟すのは、バナナ自身が出すエチレンガスが原因と言われます。房のまま置いておけば、他のバナナから発生しているエチレンガスが影響し、熟すのがより早くなるのです。熟すのを遅らせたいなら、バナナを一本ずつ、房からバラバラに外しておきましょう。
房から外した一本のバナナを保存するには、やはり、熟しすぎを防ぐのがポイントです。
方法としては、バナナの柄の部分を、ラップできっちりと巻き、次にバナナ全体をラップで巻きます。
常温で保存可能ですが、冷蔵庫の野菜室にこのまま入れれば、更に保存期間が延びます。
2段階の過程でラップをきっちりと巻くことで、バナナが過剰に熟すのを劇的に防ぐことができるのです。
冷凍保存は?
冷凍でも保存可能です。
保存したい完熟バナナの皮を剥き、きっちりとラップでくるんでから冷凍庫に入れます。
完熟バナナであれば、凍っても固くなりすぎることはありません。冷凍庫から出して、そのまま食べられます。
カチンカチンに凍ってしまったのなら、ミキサーで砕いてバナナジュースなどにして飲むのも良いでしょう。
空気に触れずに冷凍可能であれば、およそ1ヶ月から2ヶ月は保存可能です。
ですが、賞味期限は飽くまでも目安ですので、最終的にはご自身の判断でお召し上がり下さい。
まとめ
食物繊維やビタミン、ミネラルなどを豊富に含むバナナは栄養価も高く、体に良い食べ物です。
便秘を解消するには青い状態のバナナを食べると良く、疲労を解消するには黄色い状態のバナナを食べると効果があるそうです。
また、胃腸の調子が気になる方は、完熟状態のシュガースポットの出ているバナナを食べれば改善が期待できるそうですよ。
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