大人も子供も大好きなカレー!
カレーは二日目が味にコクが出て、ちょうどよくじゃがいもも溶けて美味しいですよね!
しかしそんなカレーですが、二日目なのになんだか変な味がする…ぐっつぐつに温めたら平気かもしれない!なんて経験ありませんか?
置けば置くほど美味しくなるカレーは、実は日持ちしないのです。
ということで、今回はカレーの保存方法についてまとめました!
カレーの保存方法と賞味期限
ほとんどの菌は75℃以上の熱で一分かき混ぜると死滅します。
しかし、カレーにある《ウェルシュ菌》というのが厄介で、加熱してもかき混ぜても死滅しないんです。ぬるい状態が菌を繁殖しやすいため、カレーのような大きな鍋で作るものは真ん中がなかなか冷めず菌を増殖してしまいます。
ではいったいどうしたら良いのでしょうか?
冷蔵保存
まずは五徳からおろし、水で濡らしたふきんの上に鍋を置いて冷ましましょう。
この時、大きい桶などがあるなら水と氷を張ると冷めやすいですよ!
先ほども話したように、中の温度はぬるいままです。必ずかき混ぜながらやることを忘れないでください。
ウェルシュ菌は酸素に弱いので、かき混ぜて酸素に触れさせることによって死滅します。
ただ、完全に死滅しなくても、毒素が弱いので食中毒を起こしても軽い症状で済むので安心してくださいね!
このように冷ましたら小分けにして完全に冷めるのを待ち、タッパーやジップ付きの袋に入れて冷蔵します。鍋ごと冷蔵してしまうと冷蔵庫にカレーの臭いがついてしまうし邪魔なのでこの手間を省かないようにしましょう。
冷蔵庫で保存すると3日持ちますが、必ず火を通してかき混ぜ、また残ったら同じようにして保存してください。
冷凍保存
もっと長く保存して忙しい時にすぐ食べられるようにしたい!
そんな時は冷凍保存をしましょう。上記のように冷ましてから、タッパーかフリーザーバッグに入れて空気を抜いて平らにします。
食べる前日に冷蔵庫に移し、自然解凍をしてから鍋で温めてくださいね。
ちなみにじゃがいもは腐敗を早めるだけではなく、冷凍すると水分が抜けて美味しくなくなってしまいます。抜けた水分でカレーもべちゃべちゃになってしまいますので、冷蔵、冷凍で保存する場合はじゃがいも、そして人参も抜いてから保存しましょう。
まとめ
- カレーは常温で保存すると菌が増えていく
- すぐに五徳からおろして、かき混ぜながら冷ます
- 冷蔵保存は3日まで。タッパーに入れて保存
- 冷凍保存は一ヶ月まで。じゃがいもと人参は抜いてフリーザーバッグに入れて平らにして保存