一日一個食べれば医者要らずで、ギリシャ神話に出てくる美女選びにも登場し、ウィリアムテルは息子の頭の上のりんごを矢で射抜き、ニュートンが万有引力の発見したのはりんごが落ちるのを見たから、という史実にも登場します。それ程、りんごは私たちの暮らしに根付いている果物なんですね。
歴史的事件にも度々登場するりんご。その保存方法について見ていきましょう。
丸ごとりんごの保存方法、カットしたりんごの保存方法
丸ごとりんごに気負い無くかぶりついたり、うさぎ型にカットしたりんごを楽しく食べるためにも、それらの保存方法を知っておきましょう。
丸ごとりんごの保存方法
寒い時期であれば、常温でも保存できます。りんごをひとつずつ新聞紙にくるみ、ダンボールなどに入れて冷暗所にて保存します。
冷蔵保存では、ひとつひとつのりんごを新聞紙にくるみ、更にビニール袋などに入れて空気を抜いて密封し、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。
または、ビニール袋の中に新聞紙とりんごを一緒に入れて密封し、野菜室に入れてもOKです。
りんごは、野菜や果物の成熟を早める作用のあるエチレンガスをたくさん放出しますので、りんごを野菜室に入れる場合は、りんごの入っている容器や袋を密封した状態で入れてください。開けた状態で他の野菜と一緒に入れておくと、他の野菜の傷みが早くなってしまいます。
カットしたりんごの保存方法
酸化による変色を抑えるために、容器に塩水を入れ、それに浸けたまま冷蔵庫で保存しましょう。上部が開いたままにならないように、ラップなどで容器に蓋をしておきます。
冷凍保存は?
冷凍でも保存可能ですが、りんご本来のシャキシャキの食感は失われます。
薄くカットするか、すりおろしたりんごに少量のレモン汁を加え、フリーザーバッグなどに入れてきっちりと空気を抜いてから冷凍保存しておきます。
シャーベットやスムージーとして食べるほか、ヨーグルトやカレーに加えて、隠し味としても活用できます。
賞味期限はおよそ1ヶ月です。
まとめ
「りんごが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、健康に良いとされているりんごです。
バラ科りんご属に分類され、疲労回復効果のあるクエン酸などを含んでいます。
100種類以上のポリフェノールを含み、抗酸化作用による老化防止も期待できます。
稀にりんごアレルギーの症状を起こす人もいます。りんごに限らず、バラ科の果物に対して発症し、桃、いちご、梨、アーモンドなどにもアレルギー症状が出る人もいます。
りんごを食べて口の中がイガイガしたり、痒くなったら食べるのをやめましょう。
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