生姜を家で栽培していたり、時期になると大量にもらってダメにしてしまった、なんて経験ありませんか?
生姜は実は保存状態さえよければ他の野菜よりも長く保存することができるのです!
ということで、今回は生姜の収穫後の保存方法と、すりおろした後の保存方法についてまとめました!
生姜の性質
収穫したばかりの生姜は新生姜といって繊維が柔らかく、辛みが少ないのが特徴です。
そのため、生姜のピリッとした辛みを楽しみたい場合は少し置いておく必要があります。
温度が高いと発芽してしまいますし、低いと腐敗してしまいます。
さらに、乾燥するとスカスカになってしまうのです。
そのため、生姜にとってちょうど良い環境というのは、気温が13℃~15℃、湿度が90%~95%ということになります。
これさえ守れば長期の保存が可能ですので、ぜひ試してみてくださいね!
収穫後の生姜の保存方法
ここからはもう少し詳しく説明していきます。
まずは収穫後の生姜の保存方法から行きましょう!
発泡スチロールに水に濡らした新聞紙を5~6枚重ねて敷きます。
そこに土付きのまま生姜を入れるのですが、この時に土を落としてしまうと乾燥しやすくなるので注意しましょう!
生姜を入れたらさらに濡らした新聞紙で上から包み、フタをします。
フタと箱の隙間は布製のガムテープで密封し、涼しい部屋で保存しましょう。
室温が13℃~15℃であれば常温保存も可能です。
この方法で短くても一ヶ月は持ちますし、表面が乾燥していても切ったら中は潤っているので安心です。
発泡スチロールがない場合でも濡らした新聞紙にくるんでさらにビニール袋に入れて口を縛り、野菜室に入れておくことによって三週間は保存することができますよ!
すりおろした生姜の保存方法
すりおろした生姜は変色しやすく、かなり傷みやすいです。
瓶やタッパーなど密閉できる容器に入れ、お酢をごく少量混ぜ合わせて冷蔵庫で保存することにより、一ヶ月保存することができます。
また、皮をむいてすりおろし、フリーザーバッグに入れて薄く伸ばし空気を抜いて冷凍することも可能です。
使う時は使う分だけパキパキと折って使用できますのでこちらも便利ですよ!
まとめ
- 生姜は乾燥と温度変化に弱い野菜
- 土がついたまま13℃~15℃、湿度90~95%で保存することによって、状態さえよければ一年保存することも可能
- 収穫後の生姜は発泡スチロールに入れて保存
- すりおろした生姜はお酢を混ぜて密閉容器に入れて保存、または冷凍保存も可能